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ウィンダミア〜ヒル・トップの小屋にて〜 Windermere

 演奏時間  約6分30秒  編成(*印はオプション)
 グレード  3+ Fl. 1 / 2* /Picc.*
Ob.*
Bsn.*
Cl. 1 / 2*
Bs.Cl.*
A.Sax. 1 / 2*
T.Sax.*
B.Sax.*
Trp. 1 / 2* / 3*
Hr. 1 / 2*
Trb. 1 / 2*
Euph.
Tuba
S.B.*
Piano*
Perc. 1 / 2 / 3*
【使用打楽器】
Timp.
Tom-Tom (3)
Hi-Hat
S.D.
Wind Chime
S.C.
Tri.
B.D.
Glk.
Xylo.
Vib.
 最小人数  10人〜
 楽譜  フォスターミュージック
 楽譜サンプル  スコアPDF
 参考音源  YouTube
 主なソロ楽器  Fl. / Cl. (or Fl.) / A.Sax. (or Trp.)
 Trp最高音  1st: 実音High B or G(記譜ド or ラ)
 2nd: 実音Es(記譜ファ 五線内)
 3rd: 実音Ces(記譜レb 五線内)

曲目解説

「ウィンダミア」とはイギリス北西部に位置するイギリス最大の湖の名前で、その周辺の地域は「湖水地方」と呼ばれる、大自然の雄大さを感じる美しい観光名所となっています。

19世紀後半、この地域はイギリスの発展とともに土地開発が進み、その美しい自然が壊されてしまう危機に直面しますが、「ピーター・ラビット」の作者として有名な絵本作家、ビアトリクス・ポターが私財をなげうってこの地域一帯の土地を買い取り、開発を阻止したため、今日までその自然が保たれることとなりました。副題のヒル・トップの小屋は、ビアトリクスがこの地に移住してきた際に住んでいた家を指しています。

この作品では、ウィンダミア湖とその周辺の美しい景色、それらに開発の魔の手がおよぶのを必死で阻止するビアトリクスの苦難の様子が描かれています。

最小で10人の小編成バンドから最大で40人程度の中大編成バンドまで、幅広い人数のバンドで演奏効果の高いサウンドが期待出来ます。ソロを担当する楽器には技術的・音楽的な見せ場が多く、一方でバンド全体は厚いオーケストレーションで書かれているため、編成がかたよっているバンドや、演奏技術の差が大きいバンドでも安定したサウンドが得られるでしょう。

作品は2023年、フォスターミュージックの委嘱作品として作曲されました。